日記面接

 日記面接では森田療法の考え方が参考にされています。

 面接室での瞑想箱庭療法の体験が日常生活でいかなる変化を生じさせるかを明らかにするために日記を書くことが推奨されます。日記では日常生活での以上の気づきを大切にして自由な書式で記述します。

 ただし、これは強制でもなく、毎日必ず記述しなければならないものでもありません。

 

  1. 日常生活では五感の感じるままに動けた体験に注目する。
  2. 「行動本意」、「目的本意」の生活ができた事に注目する。
  3. 外界の自然に対して五感が自然に開かれる体験をに注目する。
  4. 気がついたら「症状を忘れていあたような」体験を大切にする。
  5. 何となく「~したい」という欲求の賦活に注目する。

 

 以上の1から5番は瞑想箱庭療法の体験が深まれば深まるほど日常生活で可能になっていきます。

 2の「行動本意」「目的本意」とい言葉は森田療法の考え方で、不安等の症状を持ちながらも「今できる事」をしていくという意味です。